■原文
国頌
凡有地牧民者、務在四時、守在倉厘。
国多財則遠者来、地辟挙則民留処、倉厘実則知礼節、衣食足則知栄辱。
上服度則六親固、四維張則君令行。
故省刑之要、在禁文功、守国之度、在飾四維。
順民之経、在明鬼神、祗山川、敬宗廟、恭祖旧。
■意訳 (by StudioGIW)
国土を有し、人民を牧する者は、まず食源を充実させなければならない。
その結果、国は潤い、民も集まる。
衣食が足りれば、礼節は守られ、争いも生まれない。
これを与えた君主の法は、自ずと浸透していく。
故に、重い刑罰で民を縛らずとも国は安定する。
更に従順な民を育てるには、神や宗教を用い教化すればよい。
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