【 「坊や論」〜坊やだからさ〜 】 (2011/1/6)


■「坊や」の定義
何かに依存し、「精神的に独立」できていない状態。
※あくまで精神的なもので、物理的な独立のことではありません。

例えば、「親への依存」、「神への依存」、「学校や社会等、所属している権力への依存」など。
※自分より上の権力に対する依存であり、友人関係や夫婦関係等、対等関係での依存とは異なります。


■依存のメリットとデメリット
依存する(甘える)ことの精神的メリットは、平時において「安心」を得られることです。
デメリットは、その安心が崩れた時、「怒り」や「不満」といった負の感情が発生します。


■依存の判定と原因
自分が所属している権力(親・グループ・学校・会社・国家)に対して、
「怒り」や「不満」の感情を持った時が、精神的に依存している状態。

依存の原因は、ほとんどの場合、”絶対視”にあります。
親は完璧な存在、リーダーを超リスペクト、神は絶対の存在、先生は常に正しい、
会社や国家は正しいことをしなければならない等。

依存から脱却するには、まず絶対視をやめること。
別の言い方をすれば、「権力からの洗脳状態を解く」ことです。

※ここでいう洗脳状態とは、悪い意味ではなく、
 「特定価値観に縛られているが、本人はそのことに気付いていない状態」のこと。

また、相手が人間であれば、スペック的には「自分自身とそんなに変わらない普通の人間」ということを認識しましょう。


■心の独立と成長
精神的に独立する(自分で考え行動する)ことで、安心が揺らいだ時や、嫌なことあった時も、
全て「自分の責任」と考えることができます。
結果的に、他人に対して怒りを持つことはなく、問題を自己解決(反省・改善)することで、心が成長していきます^^