【 最後の時 】 (2004/3/12)
君は、僕の手を、そっと握ってくれた
君が、僕を好いていてくれるから、君は僕を心配し、悲しんでくれる
そんな君の姿を見るのが、とても辛くて、とても悲しい
もし君が、僕を嫌っていてくれたら、二人とも、もっと楽でいられたのに
僕は自分が、人に好かれるような人間だとは、思えない
君は、僕の何を好いてくれたの?
ただ寂しいから、僕の傍にいてくれただけ?
目を開けると、泣きじゃくりボロボロになる君が見えた
その君の姿が、気持ちが…、とても嬉しくて、悲しくて、涙が溢れた
尽きるまで止まらなかった
今やっと、人が人を好きになる気持ちを、信じることができる