【 次元探偵士郎 】 (2004/3/19)

士郎 「そう、この事件の真犯人は、この中にいるッ!!」
A子 「!」
B男 「!!」
C子 「えッ!?」
D男 「なんだって!」
警部 「くッ…」

士郎 「警部、E子さんを殺害したのは、A子さんじゃありませんよ」
警部 「ではいったい誰が殺したというんだ!?」
士郎 「まぁ待ってください。 その前に私達のいる5次元世界、”時間面”についてお話しましょう」

士郎、解説中…。

士郎 「ご理解頂けましたか? つまり時間面には”あらゆる分岐の可能性”が存在するのです」
B男 「だから何だというんだ!」
C子 「まさか、私が犯人だって言うんじゃないでしょうね!」

士郎 「いいえ、違いますよ。 E子さんを殺害し、A子さんに罪を被せたこの事件の真犯人は……
    この私です!!」

A子 「!!」
B男 「!!」
C子 「!!」
D男 「!!」
警部 「!?」

士郎 「そう、つまり、この世界で私はE子さんを殺害しましたが、
    私達のいる時間面には、”E子さんを殺害していない私” も等しく存在しているという事です!!」

D男 「ということはつまり…」
警部 「…連行しろ」

士郎の活躍(自白)により、事件は解決した。