【 世界の誕生について 】 (2005/8/11)

今の宇宙は、約150億年前にビッグバンで始まり、どんどん膨張しています。
で、いつか収縮してしまうらしい…
多分、その後、またビッグバンが起こり、膨張と収縮を繰り返すものと思われます。

では、ビッグバンが発生する元となったエネルギー(物質の元)は、どうやって生まれたのでしょうか?

最初のエネルギーが発生する前は、完全な”無”だったはず。
完全な”無”とは、宇宙空間の”無”とは違い、光も重力も何らかの粒子すらも無い状態です。

この”完全無”の状態から、最初のエネルギーは、どうやって発生したのか?

その仮説を立ててみました。

まず、”完全無”には、我々の住む”有”の世界と同じように、プラス属性とマイナス属性があったのではないか。
つまり、「在る状態で埋め尽くされた”プラスの完全無”」と、「無い状態で埋め尽くされた”マイナスの完全無”」という2つの世界が別々に存在していた。
どちらの世界にも、光や重力や時間の流れはありません。
この2種類の”完全無”の世界が重なることによって、最初のエネルギーが誕生した、というわけです。

因みに、「在る状態で埋め尽くされた”プラスの完全無”」の世界は、”完全有”とも言えます。
”有”が無ければ”無”を定義できないので、”完全無”の世界と”完全有”の世界は、初めから同時に存在していました。

もし、このプラスとマイナスの”完全無”が無ければ、我々の宇宙は誕生していません。



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