体験版で遊ぼう!!

ANCIENT VICE 〜魔法王戦記〜
2003/12/26
■緻密な戦略が欠かせないシミュレーションRPG

　このゲームでは、魔法も重要な要素のひとつだ。指揮官はそれぞれ“GHOST”と呼ばれる魔法を使って、敵部隊を攻撃することができる。“GHOST”をタイミングよく使うことによって、自分たちの部隊の消耗を抑え、効率よく拠点を奪取することが可能だ。


▲ハイネル城には敵の大部隊が駐屯している。指揮官のレベルを上げて、一気に攻略だ

　『ANCIENT VICE(エンシェントヴァイス) 〜ハイネル城編〜』では、スタート地点からもっとも近い城、ハイネル城の攻略までを試すことができる。ハイネル城にはかなり強い部隊が駐屯しているが、レベル6程度まで成長した指揮官なら余裕を持って攻略することができるはずだ。急いで攻略するのではなく、むしろざまざまな部隊編成や“GHOST”の効果を試しながら遊ぶとよいかもしれない。


▲ダンジョンで経験値稼ぎ。運がよければ装備品が出に入ることも

　スタート地点の西側には、ダンジョンも用意されている。……といってもマッピングは不用で、表示されるメッセージに従いながら深い階へと進むだけ。中には強いモンスターが潜んでいるが、運がよければ指揮官の能力を著しくアップさせる装備品が手に入ることもある。何度でも入ることができるので、指揮官の経験値稼ぎにも絶好の場所だ。


▲装備品の種類は様々で、中には驚くべき性能のものもある

　『ANCIENT VICE(エンシェントヴァイス) 』のおもしろさは、多勢に無勢という不利な状況から少しずつ戦力を蓄え、自分たちが支配する地域を少しずつ広げていくところにあると思う。

　無数に存在する進攻ルートの中から、どの道を選ぶのか?　様々な能力を持つ傭兵たちの中から、どれを雇うのか?　強力な部隊が駐屯する場所を落とすためには、複数の部隊による波状攻撃も必要になるだろう。部隊編成の自由度の高さと、それゆえに生じる迷いも、このゲームならではのおもしろい点だ。


▲ダンジョンの最下層で待ち受けるボスキャラ。もちろん、簡単には倒せない

　戦略・戦術・ドラマの3つがひとつに融合した作品で、遊び応えも十分。じっくりと戦略を練り、落ち着いて楽しめるゲームをお探しの方に、ぜひおススメしたい。

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今回はウィザードが活躍できる世界を考えて制作しました。現在、裏世界の「おまけ迷宮」を何個か作っています。それが終わったら、陣取り戦術に特化した「ANCIENT VICE」を作ります。これは、現在発売している「ANCIENT VICE（エンシェントヴァイス）〜魔法王戦記〜」のセーブデータ（アイテムや傭兵の最大数）を使って、世界制覇までの最速ターンを競うというものです。難易度も、戦術マニア向けに設定しますので、ご期待ください！

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