■ 神王 (しんおう)
・人の遺伝子を操作し、不老不死となった存在。
・神暦300年の時点で、39人の神王が存在する。
・神王がこの世界を支配しており、民からは ”神” として崇められている。
・種としての ”人” とは異なる存在。 (但し、生物学上は ”人科” に属する)
・生きる為の本能ではなく、先見的な理性&理想を追求することが求められている。
■ 月人 (つきびと)
・永遠を生きる神王の為に創られた、不老不死の人工生命体。
・遺伝子レベルでゼロから創れている為、神王とは違い、完全な新種である。
・尚、”月人” には、「常に神王という星の傍で周り続ける月」 という意味がある。
※但し、「星と月は重なることができない」 という解釈もできる…。
■ 愚民化政策 (ぐみんかせいさく)
・従順に作業を行う為の知識や価値観のみを与え、政治的な思想等を持たせない政策。 (民の思考停止化)
・メリット = 民を家畜として管理することができ、社会を平和で統制のとれた状態に保つことが可能。
・愚民化する手法については、各国の神王に委ねられている。
■ 愚民 (ぐみん)
・愚民化政策によって、正しく洗脳された優良な民。
・軽蔑用語ではなく、例えば、月人が愚民達に税率の告知を行う時も、
「愚民の皆さん、今年の税率は…」と、ごく自然に ”愚民” という言葉を使用している。
悪意などはなく、敬意を込めてそう呼んでいる。
■ 神暦 (しんれき)
・旧時代の世界大戦後、新たに作られた暦(こよみ)。
・ヴァジアルサーガの戦乱は、神暦300年から始まる。
■ 神国 (しんごく)
・1つの国を、1人の神王と1人の月人を軸にし、数十名の部将で統治している。
・当初は38国であったが、皇国のひとつ「皇陽」が分裂した為、現在は39国となっている。
■ 第一世代型の月人
・西暦時代に創られた月人で、月音(つきね)、リツキ、月無有無(ムーンムーム)が有名。
・「知」の性能では、第一世代型が最も優秀。
・理性重視で創られている為、神王に対する愛(?)以外の本能や自己の意思は、
完全過ぎる理性によって抑圧されてしまう。
・この抑圧が数百年続くことで、精神崩壊を起こし、神暦時代には多くの月人が廃棄処分となった。
■ 第二世代型の月人
・廃棄処分となった月人に代わる、新たな月人として創られた。
・皇陰国で月人候補を育成し、実務と精神の両面から、月人となる者が選別される。
・精神バランスを人間に近付けることで、心の崩壊率を抑える改善が施された。
その為、知能や作戦実行力など、月人としての能力は第一世代型よりも劣る。
・尚、八卦国の第二世代型の様に、「気(Aura)」を操り、「法術」を発動するなど、
「特殊な能力(スキル)」を獲得した月人も確認されている。
■第三世代型の月人
・神暦300年以降の大戦中に、戦闘用の「不死の兵士」として造られた月人。
・従来までの月人は身体能力を犠牲にし、知能と不死性だけを重視していたが、
第三世代型は、身体能力の向上が図られている。
(第一世代型は、神王への従順性を追求し、敢えて腕力等を低下させたという説もある)
・第三世代型の後期には、「気(Aura)」の集積による飛躍的な身体能力の上昇と、
可変可能な戦闘スキル(スキル装備)を実現し、究極の不死兵士として、十二体の月人が完成した。
しかし、この十二体を創ったリヴァス国は、既に国としての機能を失っており、
彼(彼女)らが戦の場で活躍することはなかった。
★補足:XX版では、後期第三世代型の月人12人も登場します。
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